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Pentax K100D

K100D
購入
2009/07/12

スペック
・有効画素数
6.1M
・記録画素数
3008 * 2000 ピクセル(6M)
2400 * 1600 ピクセル(4M)
1536 * 1024 ピクセル(1.5M)
・撮影レンズ
SMC TAKUMAR 50mm F1.4
smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
SIGMA 28-80mm f/3.5-5.6 MINI ZOOM MACRO
SIGMA 70-300mm f/4-5.6 DL MACRO
・その他
[ Pentax ]
[ K100D ]

K100Dカテゴリー ・・・ + photos [ K100D ]

父が数年前にMZ-10と一緒に購入したKマウントのシグマレンズが我が家にずっと眠っていました。時は流れて、2009年。父が私に壊れた状態のMZ-10と共にそれらのレンズも一緒にくれました。ずっとD60のキットレンズ(18-55mm)を使用していて、テレ側に不満を感じていた私は同じマウントのK100D中古で購入しました。D60を購入する時にこのK100Dと迷っていたので、結局どちらも購入してしまったことになります(笑)

レビュー
2006年7月下旬に発売されたこのK100D。2009年現在では時代遅れ感の否めない有効画素数610万画素。しかし、実際は画素数なんてあまり気にする必要はないようだ。プリントをするにしても、半紙や全紙くらい引き伸ばすなら別だが4切や6切、A4といったサイズなら全く問題ない。パソコン上で見るだけなら、必要ないくらいにも感じる。

このK100Dの特徴は、まず単三電池で撮影できる点だろう。eneloopなどの充電電池も使える。専用バッテリーではないので、バッテリーの寿命が来たときは買い換えればいいし、その専用形式のバッテリーが廃止されるなんていう心配がないのは魅力だ。
次に、Pentax社初の手ぶれ補正機能を搭載した機種であること。SR(ShakeReduction)と呼ばれる撮影素子シフト方式を採用している。Nikon社の手振れ補正(VR)はレンズ側で行うが、このSRは先述の通り撮影素子がシフトする、つまりボディ側に手振れ補正機構があるのでレンズ側に手振れ補正のない時代のレンズを使う際に有効だと思われる。

私がD60とK100Dとで悩んだ時にK100Dを購入しなかった理由は、まずゴミ取り機能がないこと。しかし、実際はそこまで必要な機能ではないようだ。ペンタミラーを上げた状態でエアダスターなどでCCDを吹いてやればたいていのダストは除去できるらしい。また、画素数の問題だがこれは先述の通り気にする必要はないだろう。と言っても、ダスト除去機能のついたK100DSuperも存在する。

K100Dは同社*istDS2の後継らしい。K100Dはコストダウンのためかファインダー方式にペンタミラーを採用しているが、*istDS2はペンタプリズムを採用している。この点から、一部のユーザーに*istDS2はファインダー像が明るいと評価を受けているらしい。このため、中古市場では2009年7月現在同等レベルの状態であっても*istDS2の方が高値で取引されているらしい。しかし、カメラ屋の店員さんいわく「正直、そこまでファインダー像に大差はなく、ほぼ同値で手振れ補正を付けられるならペンタプリズムよりも魅力」と言っていた。

良いところは、ホールドしやすい点。D60よりも一回り小さいK100Dは手の小さい方にも持ちやすいサイズになっているように思える。
また、これはメリットでありデメリットでもあるが・・・610万画素なので、1枚の画像容量を抑えることが可能であること。個人的にハードディスクの容量を気にしながら撮影しているので嬉しい点である。
更に、カメラ屋さんの店員さん曰く「Pentax党の方はNikonやCanonのユーザーとは違い、新しいものが出たらすぐに買い換える傾向にある」らしく、中古市場にK100Dの球数は以外に多いように感じる。さらに、状態にしては安く買える。

悪いところは、まず若干ファインダー像が暗い点。これは妥協範囲内だ。しかし、他の方のレビューであるように、暗所でのオートフォーカスが苦手。マニュアルフォーカスを使わざるを得ないこのような時は、やはりファインダー像がくっきりと明るい方が良いだろう。
また、オートピクチャーモードでは画像仕上がりが「鮮やか」に固定されていて、全体的に色がわざとらしいくらい鮮やかに出る点。黄色が強く出ているような印象を受ける。しかし、これについてはオートピクチャーモード以外では「ナチュラル」が選択可能で、ある程度は解消できるようだ。
逆光時のファインダー内の液晶表示が見難いのもマイナスポイントだ。バッテリーを消費させないようにマニュアルでフォーカスを合わせている私にとって、ファインダー内の合焦マークが点灯しているのかどうかが見辛いのは困る点である。
細かい点ではあるが、シャッターを切った時のシャッター音が大きいのもあまりよろしくない。

発売当初はSDHCに対応していなかったのだが、後日ファームウェアが公開されて、アップグレードすることにより対応できる。

[ K100D ファームウェア ]

総評としては、クセを理解すれば楽しめる一台で、このスペックでこの値段なら買いだろう。サイズも小さいのでサブ機や入門機として良いように思える。

デザイン
★★★★★ ペンタックスらしい曲線を描いている。

ホールド感
★★★★★ 手になじむよい形をしていて、その上小さいので良い。

液晶
★★★☆☆ 明るい場所(太陽の下など)では見づらい。ファインダー内の案内液晶が逆光で見づらい

機能性
★★★☆☆ オートピクチャーモードにも「ナチュラル」がほしい。メニュー選択画面がアイコンだけで分かりづらく、簡単な説明文がほしい。

携帯性
★★★★★ 一眼レフにしては小さいほうで、単焦点レンズなどとの組み合わせでカバンに入れられるかも。

バッテリー
★★★★★ 単三電池を使用可能なので文句なし。

操作性
★★☆☆☆ ボタンを押しても反応しないことがある。反応が鈍い。SR切り替えスイッチと再生・削除ボタンの位置が反対ならなお良い。

画質
★★★★☆ 画素数の割りに綺麗。シャープに表現されて良い。「鮮やか」では用途が制限される気も。

総評
★★★★ 入門機としては良い。買いではあるが、PentaxはNikonに比べ純正レンズが少ないのがひっかかる。

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