嫁とは、いわゆる職場結婚と言うやつで部署まで同じの同期だった。
そんな嫁がこの週末、布団から出てこず泣きじゃくっていた。聞けば、会社を辞めたいと言う。理由を聞くと、上司の圧力が非常に厳しいとのこと。例えば、業務上の進め方について相談に行くと「自分でやってみろ」と一蹴されたり、ミスをしたら叱咤・叱責ばかりで激励やアドバイスの類がないとのこと。
社会人やっていれば、そういう人との付き合いもある程度止む無しとは思うものの、上司であれば部下を伸ばすのが仕事なはずで、その部下に合わせた教育をいなくちゃいけないはずなんだ。そこらへんが日本のオッサン達は勘違いしている人が多くて、「自分たちがこうやってきたからお前らもやれ!」みたいなヤツが多い。だから、仕方がないとは思う半面で許せない気持ちがずっと心のどこかにあった。
結果、その毒牙に嫁がやられたわけで。
本来やるべきではないことをした。そう、同じ部署の、嫁の上司に直接直談判した。但し、文句を言うのではなく、まずはその上司の認識を聞くために (1)週末の嫁の状態を話し、先週の業務状態について心当たりがあるかを聞く。そして、 (2)嫁が弱っているのでチームとしてフォローをしてほしいと言う事を伝えた。
返答は
(1) 会社では特に変わったことはなし。特に先週は一度も顔を合わせておらず話していない。(電話をしてゆくと補足のように、金曜日に今後の体制について相談を受けたと話して下さった。しかし、それも特に叱責したわけではないとのこと。)
(2) フォローとは言うが、社会人なんだから自分でやるべきことはある。
とのことだった。(2)については、『そうは言いますが、何か困っているときに「やれ」っていう以外に「~すれば良い」などのノウハウ共有だってフォローですよ?そう言うのも無理なんですか?』って食いついてしまった。
同じ会社の同期とは言え旦那が、嫁の上司に直接連絡すべきではないと思う。だけど、嫁の弱り方が本当にひどい。本当に会社を辞めないと病んでしまいそうだった。その嫁が、上司に連絡してほしいと泣いて言うのだ。いろいろ思うところはあったが嫁が病んでしまうくらいなら、と連絡した。
これがガス抜きになる事を祈りつつ。
相手は部長と仲の良い課長。こちとら一般兵。うーん、これ僕も窓際に追い出される予感がする。
まぁ、自分の職場も最近風通し悪かったし転職を真面目に考えなきゃダメかもしれないな。そんな将来に対して芽生えてしまった不安が、なんとなく僕を焦らせている。
お先真っ暗だー!!(>_<;)
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