ただ富良野へ向かうだけだと、時間が余りすぎるので南下して北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の廃駅である「上利別駅」へ立ち寄りました。駅舎は残念ながら鍵がしまっていました。そして、うっそうと草木が生え茂っていてホーム側へは行けませんでした。
・・・が、少し離れた車内から視線を送ってきていたおじさんが、のそっと立ち上がり話しかけてきました。
『兄ちゃん、この駅見に来たの?』
「え、あぁ、はい。」
『昔はここも鍵閉めてなかったんだよ。』
「そうなんですか!そうですよね、こんな立派な駅がもったいないもんですもんね。」
『鍵をしていなかったときにどっかのガキが中の物を盗っていったんだよ... 』
「・・・!! それは酷いですね。」
『それで仕方が無く施錠。市もこれを維持するお金なんて無いだろうから、数年以内には取り壊しだろうね』
「木造の駅舎や校舎は今や珍しく、価値があるのに本当にもったいないです... 」
『そういえば兄ちゃん、ホーム側見た??』
「いぇ、草木が生い茂っていて行けそうに無いです。」
『そっか、じゃ、着いておいで!』
そう言うとおじさんが、がつがつと駅舎横の隙間を歩いていきました。ついていくと、うまい具合にホーム側へ。しばらく談笑して、お別れ。僕は、こういう小さな出会いに関しては最高に運が良い人間だと思う(・∀・) おじさん、ありがとうございました!
その後、念のため晴れる可能性があるから・・・と、ナイタイ高原牧場へ立ち寄る。
無論、悪天候だったけどね!
少し下れば街は見渡せる程度でしたけどね。
その後、道内最高所を走るという峠・・・三国峠を越えて旭川方面へ。何回、旭川通れば気が済むんだろうねw
途中、これまた廃駅に立ち寄った。ずっとレインコート着ていて疲れたから死体ごっこしてみた。(死因:ぼっち死)
そういえば、三国峠の途中で野生のキタキツネを見かけた。野生の癖にあまり逃げない。よくネット上に近くまで寄って写真撮っている画像があるけど、ちょっと納得した。
樹海の中、最高所へ向かう赤い橋が凄く印象的な素敵な峠でした(・∀・)
※ただし、GSが本当にないから気をつけてくださいねw
その後、とにかく走り続け無事に夕方ばばさんご一行と合流。
北海道に来る前から、現地でキャンプしようねって話をしていたので向かってみたのですが、でっきりソロツーでいらっしゃってると思ってたのでまつもさんがご一緒だったことに内心びっくりしつつも混ぜて頂きました。
この日は、誰の晴れ男(女)パワーか分かりませんが綺麗な夕日を拝めましたとさ。
△走行ルート(byGoogleMap)
つづく!!
[ K-5 DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL [IF] WR ]
[ K-5 FA 43mm F1.9 Limited ]
無題
Re:無題