今日はフォームの修正のためのおふれん。言うなれば基礎練といったところでしょうか?
WEXの時に撮影していただいた自分の写真を見て、姿勢の研究を行った結果・・・やたら、上半身がフロント側に重心を持っていってしまっていることが判明(※上の画像左側)。この原因は、
■ ひざが伸びきってしまっていること
■ 怖くて肘に力が入っていること
■ 腰を後に引きすぎていること
の三つが主な原因と推測して、その修正フォームで今日はスタンディングによる超低速8の字走行練習。目標物間は約6m程度に設定して大回りすると、次の目標物を曲がる際に曲がりにくくなるように設定した。
理想的なフォームは画像右側のフォームで、フロントフォークの延長線上に頭があり、腰を引きすぎずに肘とひざに適度な曲がりと余裕があること。
これを達成するには上記の事を気をつけるとともに、自分の進行方向の先を見ることにより走りやすくなる。また、スロットル開閉度(と言うか自分の場合は速度)を一定に保つように心がける。
・・・これがね、やってるとかなり太ももにくるわけです。何がって、疲労がね。つまりは、不安定なバイクの上で中腰しているわけだから疲れますよね?(笑) 綺麗に10周回れるまで延々とこの練習。終わってから、シッティングフォームでの低速8の字と、アクセルターンをまぜた中速8の字練習を。案外、これだけでも楽しいものです。
あと、先日のどろあそびの際に「フロントアップってどうやんの?」って声が聞こえた気がするので、ついでに図示しておきます。
(1)スタンディングフォームで、スピードはゆっくり歩く程度に。
(2)身体全体でフロント側に重心を移動して、フロントフォークが沈ませる。
(3)フォークが伸び始めると同時に今度は重心を思いっきり後に戻す。
(4)(3)と同時にアクセルを開けるとフロントが上がり始める
(※)がっつり上げたいなら、クラッチを切ったまま回転数を上げて繋ぐ同時に(3)の動作をする。
上の動作4っつは、それぞれステップアップしながら行うと安全で良いと思います。まずは、スタンディングで安定して走れるようになる。次にフロントに荷重をかける練習をして、なれたら重心を後に戻すアクションを交える。これが出来た上でアクセルを開ければ、どんな非力バイクでも少しはフロントが浮きます。あとはアクセルの開閉具合とクラッチをダイレクトに繋げられるかでしょうね。
ちなみに、いきなり高く上げようとするとバイクごと後転する可能性があるので、少しフロントが上がったらリアブレーキでフロントを落とす練習も重要ですよ(ばば先生のお言葉ですが(笑)
私自身は今日、フロントアップ練習はせずに基礎練(8の字)が終わったらエンデューロMコースの視察へ。ほぼフルで回りましたが、真夏に比べて雑草の背が低くなってて走りやすくなってた。他の人も走り始めてるらしく、轍が復活していて安心して走れた。
調子こいて2週目に入ったら3~4回コケた(笑) しかも、最後はウッズの3コースから一つを選択する場所で一番難しそうな急な上り坂の一番上に木の根っこがあるコースを選び、見事に天辺手前でエンスト。バイクとともに坂ノ下へズルズルーっと。その際にお手製フロントバイザーが胸に引っかかって割れてしまった。まぁ、すでにヒビ入ってたから作り直そうと思ってたからいいけども。初めてのレース参戦記念に綺麗な状態でとっておけばよかったなーとも反省してます(笑)
[ D90 AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 ED ]
この記事にトラックバックする