となり、画質優先ならフルサイズを。小型軽量を求めるならGRかGX-7を。…とすみ分けが出来あがってしまったためK-3と、APS-C用のレンズを下取りに出してPentax純正のナナニッパを手に入れました!
そう言うわけで、K-1とナナニッパの試験運用を兼ねて終わりかけの紅葉を撮りに行ってきました。
場所は大山寺。神奈川県ではそこそこ有名な紅葉スポットです。おそらく、日本大通りのイチョウ並木や箱根山に次いで有名なのでは?と思ってます。(個人的な見解です)
K-1(1,010g)とナナニッパ(2,030g…台座、フード付)で合計3kgを超える重量です。
観光地となると、人ごみの中で撮影することになります。そこで、手持ちで3kgの機材を振り回すのはキツいのかもしれません。
今回は、15時過ぎに現地に到着しましたが山間のため直射日光はすでに届かない状態でした。そして更に木々の木漏れ日の中で撮影することになり、手ぶれが心配でしたが補正がよく効いていて安心して撮影できました。
色の出方がPentaxらしいな、なんて思いながら撮影。K-1はやっぱり "K" の血統を継いだフルサイズなんだなって実感しました。ただ、簡易レビューの時に書いていたボタン配置はやはり気になりました。やっぱりプレイボタンはライブビューボタンの場所に欲しいな。
あと、ファインダー内にある水準器は便利である反面、気になって撮影に集中できない場面もちらほら。これは僕の技量不足だから仕方がないのでしょうね。
総評としては、ペンタ党員(ペンタキシアンとか言うんでしたっけ?)としてカメラもレンズも概ね満足のいく出来でした。
個人的には、時代錯誤なのかもしれませんがK-1に動画機能は臨んでいません。やはりスチルカメラとして煮詰めてほしいかな。例えば、動画機能やその他のインタフェースを削って小型軽量にスペックを振ってほしい。小型軽量が武器であるペンタックスにとってK-1は小型ではあるけれど、軽量ではないと思う。
長い間待ち望んでいたPentaxのフルサイズカメラだからこそ、辛口で言いたい。そんなレビューでした。これからも使い倒していくので、カメラ・レンズともに宜しく!せっかくあるFA Limitedも活用していくぜ!!
[ K-1 HD PENTAX-D FA* 70-200mmF2.8ED DC AW ]