西方寺で気付いたのだが、妙に人が多い。こう言ってはなんだが... いわゆる秋葉系が多いように思えた。これは、後々分かったことだがアニメ「たまゆら」のコラボ企画がこの日に開催されていたらしく、いつもに増して人が押し寄せていたようです。
アニメ「たまゆら」は主人公が亡き父のカメラを使い始め、転校先(竹原)の学校で友達を増やしていくほのぼのストーリーであり、カメラを主体にした作品である。しかし、そのファンが撮影マナーが良いとは限らないわけで、かなり酷いカメラマンが散見された。気に入った街でこういう人たちに会うと少し残念な気持ちになる。「他人のふりみて我がふりなおせ」と言うことで、自分はそうならないように心がけたいものだ。
もともと、瀬戸内は猫が多いことで有名(らしい)。竹原も例外ではないようで、この日の午後だけでも数匹の猫に遭遇した。・・・かわいい(* ´∀` *)
街中を散策していると「かかえ地蔵」なるお地蔵様を発見した。なんでも、地蔵を抱える前にどれくらいの重さかを考え、実際にかかえた際に思っていたよりも軽ければ願いがかなうとされているようだ。
僕はお願い事をしながら抱えてみた。ただどこかで「このお地蔵様が見た目以上に軽く作られていて、観光客を喜ばせようという魂胆かな?」と思いながら抱えていた。
ただこのお地蔵様は観光用に作られたものではないため、僕のそんな汚い考えを崩壊させた。思った以上に重い。半端なく重い。思っていた数倍はあった。それはそうだ、石で作られているから軽いはずはないのだ。「お前のような汚い考えのヤツは、改心しろ」そう言われている様だった。
GoogleStreetviewで調べておいたお好み焼き屋さんは、12時・13時それぞれ見てみたのだが長蛇が出来ていた。14時になったら出直すと決めて、時間通りに行ってみたら昼の部は終了していた。これでは、昼食抜きになってしまうと言うことで近所の茶房ゆかりさんにお邪魔して珈琲セットを頂いた。二階はご覧の様なスペースになっていて、雰囲気の良いカフェだった。
14時過ぎに行ったら昼の部が終わっていたお好み焼き屋「ほり川」さん。前もって夜の部開始時刻を調べると17時開始とのこと。16時過ぎに前を通るとすでに5~6人並んでいる。午後はずっと町内を歩き回って写真撮り続けて満足していた。夜の部まで入れないとなると、夕飯までお預けになってしまうということで、45分ほど並んだ。
そうしてありついたのが、真・ほぼろ焼なるメニュー。フライドポテトが入っていたり、レモンと照り焼きチキンが乗っていたりと斬新なメニューだった。甘味が好きな私はちゃっかりゼリーも注文してみた。笑
店内に入るときちょうど灯篭に火をともし始めていた頃で少し明るかったが、食事を終えて外に出ると辺りは真っ暗、夜になっていた。
目の前には心待ちにしていた竹筒の灯篭たちが柔い光を放っていた。
テンション上がりまくる私(・∀・)
「ようきんさったの」と書いてある竹筒を見て、やさしい語尾の良い方言だなぁなんてニヤついてしまったり。
さぁ、楽しみにしていた時間が始まったんだ!
続く
[ K-5 DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF] ]
[ K-5 DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL [IF] WR ]
[ K-5 FA 43mm F1.9 Limited ]