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バイクと、カメラと、僕らの日常記
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きょうのできごと!



今日、明日とお休みをいただきました。まぁ、特に何かするわけではないのですが「休めるときに休んでおけ!」みたいな(僕の中の)風潮があるのでお休み。
引っ越してから自宅では出来なくなってしまった洗車をするためにゼルビスで実家に帰りました。



正直、面倒なことが好きではないので洗車もあまり好きじゃないのです。嫌いじゃないけれど、指パッチンで瞬時に綺麗になるならそれに越したことはないなーって思うのです。
ただ、洗車をしながら隅々まで見ることで消耗品の劣化状態やボルト・ナットの緩み確認などができるので、そういう意味では好きですかね。あと、「ここ、もうこんなに古臭くなったのかー!」なんて思うと相棒と走ったことを思い出せたり。まぁ、好きじゃないけど嫌いじゃない洗車を終えて、艶やかなタンクを見てテンション上がったため、自宅とは反対方向へ軽くツーリングに行くことに。

今思えば、この判断が間違っていた。
その行く方面は厚い雲が漂っていて、少し走っただけで雨がパラ付き始めました。しかし、今年の旅行を思い返せば雨男とイジられ続けた僕だけど、今年に関しては雨の記憶がない。そう、今年は晴れ男だったのです。だから、「今年最後の運試しだ!ヒャッハー!」くらいのテンションで小雨も気にせず走り続けました。



そうしてたどり着いたのは神奈川県西部を見下ろせる某県道。大学時代に見つけて何度か訪れている場所です。
いつも通り撮影を開始。そう、ここまではいつも通り。ゼルビスに近寄って撮影しているときに背後から大きな物音が聞こえました。固いものが固いものにぶつかるような音が数回。振り返ると、特に何かがあるわけでもなく。まぁ、そもそも交通量皆無の場所ですしね。

だけど、正直なところ察しはついていた。認めたくなかったから周囲の状況確認から入ったけれど、一番疑わしき場所を見る。うむ、ない。



ヘルメットが落ちた。勝手に。いゃ、正確に言うと「ヘルメットが勝手に飛び降りた」と言ったところか。

分かりにくいかもしれませんが、結構な高さがあります。2~3階くらいの高さですかね。

ヘルメットが崖の下で息絶えているのを目の当たりにし、さまざまな思いが過りました。正直、一瞬ヘルメット被らずに帰ろうかとも思ったけれど、警察に捕まるし、それ以前にメットなしでバイクなんて怖すぎる。結局、分かりきっているけれど取りに行くことに。
すぐにその決断を下さなかったのは



この丁度真ん中らへんに落としてしまったため。道路と緑色部分の間にある灰色部分が石垣です。そう、真ん中らへんは一番高低差が激しい場所でした。
とりあえず、上の写真で言う右側から回って取りに行くことに。とりあえず、グローブは邪魔なので、ゼルビスのところに置いていくことに。

写真一番右くらいの高低差が少ない場所で道路下の藪に飛び降りる。もちろん、こんな場所誰も立ち入っていないだろう。枯れ葉などでふっかふかになっている場所に勢いよく飛び降りたものだから、ふくらはぎ位まで埋もれる。その枯れ葉などが靴へ入り込む。痛すぎる・・・



こんな場所を進んでいくわけですが、完全に進路をふさぐ藪が出現。無理に通ろうかと思ったら、その藪の正体が野バラで素手で触ったもんだから超痛い。涙目で引き返す。。。

そこで気付いたのですが、この場所は地元から4~50分で来られる場所。地元の友達でヘルメットが余ったいるY君にヘルプコールをすることに。

TRRRRR...
TRRRRR...
TRRRRR...
...こちらはauです。お掛けになった電話をお呼びしましたがお出になりません。

知ってた。Y君は年間で祝日でさえ休めるのが1日しかないのに、ただの平日である今日、休んでいるはずがないって。



途方に暮れるぼく。
ネタ写真撮ってる場合じゃないのだけれど、こんな事してないと落ち着いてられない。

パッと見で判断していたのだけれど、



さっきと反対の左側からアプローチできるかを確認するか。
という事で、道路から藪を見下ろしながら写真一番左くらいまで歩いてみる。

・・・これ、行けそうじゃね??(・∀・)

という事で、写真左からアプローチすることに。先ほどの野バラの失敗を活かし、今回はヘルメットがない以外は完全防備で挑みます。

開始地点からヘルメットまでの中間地点にたどり着いたころ、目の前に生い茂る笹藪が。そのまま潜って抜けていこうと思ったのだけれど、どうもザックが藪に引っかかる。カメラが入っているから心配で持ってきたけれど、ここなら盗むやついないだろってことであっさりその場に置いていくことに。
こういう臨機応変な対応が生死を分けますからね。

バイクに乗るために履いておいたデニムと、失敗を活かしたグローブのおかげで野バラトラップも無事に通過してメットと30分ぶりの対面。幸いなことに、外傷はほとんどない!藪はふかふかだし、壁面も傾斜があって転げた感じになっていたみたい。助かった。

拾ったヘルメットを装備し、完全防備状態となった僕は帰り道をズカズカ歩いて戻る。うむ、全然痛くないぜ!!

ちょっと、警察が来たらなんて言い訳すべきかなんて考えながら体力を極度にすり減らして無事に生還。

嘘のようだけれど、道路に復帰して息をついたところでメットのシールドに舞い落ちたものが。そう、雪。「なんで、今日はこんなにツイてないんだ・・・」と思ったけれど、今日がクリスマスだという事を思いたす。

「HAHAッ、ホワイトクリスマスじゃねーか(白目」



ゼルビスのもとへ戻ると気が抜けたのか、防具のつなぎ目が痛いことに気づく。見てみると枯れ葉が入り込んでました。雪が舞う寒さの中、防具を全て取り外して枯れ葉落とし。

なんか、すげーむなしい。

綺麗になり、帰り支度をしてからゼルビスを見る。



『あんた、何やってんの?馬鹿なの??』

そう言わんばかりな冷たい目でこちらを見ているではありませんか。

『ってか、せっかく洗ってくれてもまた雪で汚れたよ。これだから嫌だよねー雨男は!!』

・・・本当にすみませんでした。。


◆今回の教訓
・バイクの防具は事故以外でも役立つから、ツーリングの際はやっぱり必須!!


[ K-5 FA 43mm F1.9 Limited ]

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