【2011-08-19】
<< 04:45 >>
健康ランドの駐車場にて。分かってはいたけれど、やってきた別れの時。猿丸君とは同じ大学で、たまたま教習所で顔を合わせたことがきっかけで仲良くなった。彼が神奈川に居た時はよく一緒に走ったものだ。
彼が「また走ろう」と言うので無言で頷き、大きく手を振りながらその場を後にした。
<< 06:20 >>
一時間半ほど快走し、山形県酒田市まで南下。ちょうどよいので、休憩がてら朝食を。しかしながら、恐ろしいほどのハイペース。しかし、早朝の国道7号線は少し速めに走っている私の横を猛スピードの乗用車が通り抜けてゆくアウトバーン状態でした(苦笑
<< 11:20 >>
道中、初めて撮ったバイク上からの景色。写真によれば、新潟市の信濃川手前まで走ってきているようですね。まぁ、天気が不安で道中ほとんど観光していませんからね(-ω-;)
<< 15:25 >>
最初は、糸魚川から南下して長野県入りを目指そうと考えていたのですが、地図を見て途方もない距離だと言う事に気づき断念。しかしながら、同じ道を走るのは嫌いなので、その場で見つけた最短ルートで長野県入りをすることに。
なぜ、長野県に執着するかと言えば、
初めてのソロキャンプツーで行ったのが長野県だったからなんです。あの、怖かったキャンプサイトの今を見るのと、ビーナスラインを走りたいという願望のため長野県を目指したのです。
<< 17:00 >>
道の駅信州しんまち。トイレ休憩に立ち寄った道の駅。少しずつ人里に近づいているのと、時間も時間と言う事もあって・・・交通量が増えてストレスを感じていた頃。まぁー急ぐたびじゃないししゃーないですわな。
<< 19:30 >>
松本市内のガソリンスタンドでビーナスラインへの道を聞いて、いざ!と攻め込んだものの、いくら早朝に秋田を出発したとは言えさすがにビーナスラインへ向かう頃には日が沈み始めていました。その上、標高の高い山の上の為に雲の中に入ってしまい濃霧状態に。そんな中見つけた
あの時のキャンプサイト。一瞬心がざわついたものの、好奇心で道をそれてダート路面を走ってゆくことに。
しかし、これが間違いでした。
路面は連日の大雨で凹凸がまして、オンロードマシンのゼルビスでは辛い状態でした。その上、濃霧のせいで先が見えない。自分から見て左は崖、右は溝と言う状況で「ヤバイ、これは溝に落ちるかも」と思った瞬間にタイヤが段差にとられ予想通り溝にはまってしまいました。
溝の脇には雑草が生え、その上には雨がしっとりと残っている状態。そもそも車重の重いゼルビスで、オンロードタイヤということもあり出られません。明かり一つ無い山奥で助けを求めるも反応なし。ただ雨粒が地面を叩く音だけがこだまする静寂の世界。ふと遠くから何かが近づいてくる予感がして、焦ってはバイクを押すものの体力を消耗するだけでした。
「そうだ!」
と、タンクバック内にラジオを入れていたことを思い出してラジオをつける。山奥だから、ほとんど電波が無いけれどやっと掴んだ音を最大音量にして気を紛らわせる。そうしている内に冷静になり、周りを見ると板を発見。タイヤにあてがい、思いっきり押し上げる。途中まで登ったところで降臨が脱輪し、今度はその板にマフラーがひっかかるという有様。完全に終わったな、と思ったものの怖いので早く逃げ出したい。どうにかこうにか、バイクを引っ張り出して逃げるように来た道を戻りました。・・・本当に怖かった。。
明るいところで調べると、サイレンサーを止めるスプリングが無い。板に引っかかった時に飛んでしまったのであろう。一応、コンビニに入り応急処置用の針金を探すもコンビニに売っている訳もなく(笑)
<< 20:30 >>
店員さんに近くで針金を売っていそうなお店を訪ねると、「ちょっと待ってな」と言い店の奥から針金を持ち出してきてくださり「どれくらい欲しいんだ?」とおすそ分けしてくださった。本当に人の優しさとは、不安を打ち消すものですね。勇気付けられました。
このコンビニの店員さんは凄く親切。超オススメっす!w
【2011-08-20】
<< 04:00 >>
ビーナスラインの悪夢を見て、まっすぐ家に帰ることを決意したのですが途中で睡魔に負けて道の駅で一泊。この写真を撮ってからは、家に帰宅するまで写真を撮りませんでした。・・・疲れてたんですよ(笑
どこに行っても大雨だったけれど、貴重な休みをキャンプツーに使ってよかったなぁって思える。なにかサッパリした感じがします。
デジイチで撮影した、写真はまた後日ゆっくりとアップしてまいります。
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Tough TG-610 ]